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離乳とは

2005年1月(1歳6ヶ月)

12月に摂食指導を受けてから○ちゃんの食生活はがらりと変わりました。
内容の以下の通りです。この食事の内容を聞いた先生は「離乳できていますね」と最初に言いました。


12月までの食事
朝:ヨーグルト(大さじ1~2)、ミルク150~200ml
昼:ミルク150~200ml、たまに少量の粥や野菜の裏ごしなど
夕方:ミルク150ml
夜:ミルク150~200ml

1月現在の食事
朝:ヨーグルト(50~60グラム)+果物の裏ごし(10~20グラム)、ミルク100ml
昼:お粥+野菜スープの裏ごし(おわん1杯弱)、ミルク20~50ml
夕方:ミルク150ml
夜:お粥+野菜スープの裏ごし(おわん1/2~1杯弱)、ミルク50ml


この日は、○ちゃんが寝ていたために主に私のほうから、食事についての質問を先生に投げかけました。

『ミルクの量が減っている』
 ミルクの量は、食べる量が増えれば当然減り、そうして、ミルクから食べ物へと変化していっているので問題なし

『水分量が減っている』
 水分が足りているかどうかの判断は、飲んだ量ではなくて、おしっこの量で見ればいい。おしっこがあきらかに減っているのであれば、水分の補給をする必要がある

『水分補給はどのように?』
 一番慣れている哺乳瓶で構わないので、食事中や食事と食事の合間にできればお茶、飲まなければ、果汁を薄めたもの、イオン水を薄めたものなどを与えていけばよい

『体調不良時の食事は?』
 食べるものがあれば、それを食べさせていけばよい。野菜の裏ごしのようなものよりも、ヨーグルトのような滑らかなもののほうが食べ安いので、そういったものを与えればよい。体調が悪い時は、大人でも食欲が落ちるのと同じように子供も食欲が落ちるので、そこでムリに訓練を念頭に食べさせることにこだわる必要はない。

 食べる量が激減して、摂取カロリーの低さが気になる場合は、市販品ではカロリーメイトの液体、処方してもらえるのであれば「エンタール」「ラコール」といったものをもらっておき、それらを飲ませる、とろみをつけて食べさせる、パン粥を作るなどして、少量でカロリーを摂取できるようにすればよい。

 鼻チューブも、水分量の確保のために適宜使うことは悪いことではない。入れないことにこだわる必要はなし。

『哺乳瓶からの卒業は?』
 スプーンから食べる時に、まだ上唇が上手に閉じることができていない。飲み込む際にわずかに上唇は動くので、今後、練習によってもう少し動くようになってくるだろう。また、顎の動きがぎこちなく、スプーンを入れて、取り込んだり、飲み込む際に顎がカクカクと動いている。このぎこちない動きがスムーズになってから水分摂取の別の方法を練習したほうがいい。
 
 哺乳瓶は、口いっぱいに咥える形を取るので、顎の動きが不安定のままでも水分摂取がしやすい。その点から、しばらくは哺乳瓶のままでよい。



これらのやり取りの中で、私は大きな勘違いをしていたことに気づきました。それは、「離乳=哺乳瓶の卒業」だと思っていたことです。1ヶ月でこれだけ食べる量が増え、ミルクの量が減ったということは離乳が進んでおり、離乳は可能。ただし、形状はペースト、水分補給は哺乳瓶からという、ちょっとアンバランスな状況ではあるということのようです。


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